童話と神話とファンタジーと私

私の周りにはこんな本ばかりです。これらが今の私を作っているというか、私の人生すべての原点であるような気がします。（以下、こんな話ばかりしますので読み飛ばしてくださって良かです）
昔から本が大好きだった餡子。母によると、ご飯のときまで本を離さなかったとか。
絵本も家にけっこうありましたね。「白いうさぎと黒いうさぎ」とか「てぶくろ」とか大好きでした。「となりの席のますだくん」とかは小学校の図書館で読んだ記憶が。（指パッチンで炎出す増田くんじゃないよ）
そして「神話」に触れたのは小学生のとき。確か、「（星座）物語」みたいなタイトルの本が星座別に１２冊あって、小学生でも分かる内容だったのか、夢中になって読んでました。今となってはだいぶ内容は思い出せないのですが…（笑
しかし、なぜかその本は貸出禁止のシールが貼られてたので、当時は真面目だった私は、２０分休みとか昼休みの時間になると急いで図書館に行き、黙々と読んでたのでした。
その本の中身がギリシャ神話。アルテミスとかオリオンとかゼウスとかヘラとかポセイドンとか、有名なギリシャ神話の神々が出てきます。たとえば「蠍座物語」の内容はオリオンとサソリの有名な物語で、サソリが空に昇った経緯や由来などを載せてるんですね。私は山羊座なので、半獣身のパーンが主人公だったってのは良く覚えてるんですが。そしてそのパーンが非常に頭の良い動物（神？）だったことが嬉しかった（笑
そしてギリシャ神話とともに好きなのが、日本神話。これは思いっきり荻原規子さんの影響です。
中学のとき、初めて「空色勾玉」を読み、その世界観に惹きこまれたというか。豊芦原の風景、「かがい」（結婚相手を決める）の儀式、照日と月代という二人の王、神秘的な勾玉、運命に左右されてゆく沙也の人生…。すべてが「想像したこともない」世界で、でもそれが魅力的で。
「白鳥異伝」もヤマトタケルの物語を用いたものだし、それらにどんどん惹かれていきましたね。そしてギリシャ神話と日本神話に感化されて、無茶にもそれらをごっちゃにした世界を妄想しながら書いてるのが「天地を繋ぐ者」（オリジ小説）なのです。登場人物が４０ほどにもなるという無謀さ。気にしない。
話を戻しますが、「薄紅天女」は平安を舞台にしながらも蝦夷や武蔵（地名）が出てくるし、「風塵秘抄」は鎌倉の動乱を背景にしてるし、私が歴史好きになった理由の一つには荻原さんの勾玉シリーズがあると思います。
というか「過去」ってすごく興味深いんですよね。もしもタイムマシンがあったら間違いなく未来よりも過去に行きたいもの。環境や文化や言葉が全然違う、自分が生きているずっと１０００年も２０００年も前から人間は生きているってすごくないですか？＾＾
まぁそんなこんなで大学で歴史分野に進もうと思ったわけです。今はてん/ち/じんの影響もあって戦国時代が熱いです（笑
そして私を形成しているもう一つの要素、ファンタジー。童話も神話も一種のファンタジーですが、現実世界と違う世界というのも大好きなんです。
ハリポタは中学のとき、ダレン・シャンは高校のときに読んだかなぁ。その影響で「シルク・ド」と聞くと「フリーク」と繋げたくなるのですが（笑
指輪物語は読んでないのですが（←）他にもいくつか。「ローワン」シリーズ…はマイナーかなぁ？大好きだったんですが。
現実世界とファンタジーが混ざってる、っていうのも面白いですよね。江國香織さんの短編集「つめたいよるに」とか、作者は忘れたんですが「モモ」とか「時の旅人」とか。「モモ」を読んだときは中学だったので、当時はすごく長く感じたなぁ…。そんでもって異世界への旅、をテーマというか背景にした話を書きたくて生まれたのが、「わがまま令嬢恋物語」（オリジ小説）。早く…書きたいなぁ…（遠い目）
漫画も、私が読むのはほとんどがファンタジーですね。少年漫画ばかり読んでるので自然とそうなるというか。少女漫画も、種村有菜作品はほとんどファンタジーだし、あとフルバとかチャチャとか大好き。
なんなんだろうなぁ…。好きなんだよなぁ…。その影響下で進んでるのが「Fairy Tale」（オリジ小説）なのです。

…とまぁ長くなりましたが、何が言いたかったかというと、一生本に囲まれて暮らしたいな、と。（え、そこ？）
とりあえず６月に荻原規子さんの「ＲＤＧ　レッドデータガール」の２作目が出るということで非常にテンション上昇中なのです。そしてそのテンションで空色勾玉（しかもハードカバー）を密林で注文してしまったのです…。中古はクレジットカードしか使えないから新品で…。（金欠なのに！お馬鹿！）
今日届くよ！(*´ω｀）うふふ
レ、レポート終わるまで読まないぞ…。演奏会のチケット貰ったけど申し訳ないがサボってレポートやるぞ…。
あっでも今夜のアニメジャ楽しみーｗｗｗ寿きゅーんっｗｗｗｗｗ←

追伸。「かぐつち」とか「月読」とか「天照」とか「オリオン」とか「パーン」とか分かってくれる蓮ちゃんは貴重な存在だ。たぶん私より彼女の方が詳しい気がする（笑