あとすこし

ふいに、ふとした瞬間に、普段なら何でもないことなのに涙が出るときがある。
悲しいような、切ないような、じーんとしたような、感動のような。
テレビに出ている誰かの言葉だったり、テレビを消した瞬間だったり、ほんとに自分でもわからない瞬間にそれは訪れるわけで。
心に余裕がないのかも、しれない。
でも、希望はある。今日が終われば大丈夫、明日になれば大丈夫だろうという根拠のない確信は、持っている。
これは持って生まれ、育ってきた私の性格なんだと思う。
小さいこと、ほんとにごみのようなことで落ち込んだり悩んだりぐずぐずするときもあるけど、たぶんいつかは大丈夫なんだろうなという能天気さも持っている。

だから、精神的に肉体的に追い込まれる可能性があるとしたら、その原因を作るのは私にとっては髭さん絡みのことだけなんだろうなぁと。
２月になると体調が悪くなります。なんとなく。たぶんこれからも、もしかしたらずっとかもしれない。
具体的に頭が痛くなるとかだるくなるとかじゃないんだけど、なーんとなく気分が沈みやすくなる。日照時間とかも関係あるのかしらん。
それもこれも、すべては去年の悪夢なんですが、言える内容じゃないので割愛。笑
自己弁護も自己嫌悪も他人への憎悪もひとしきり繰り返した。でも忘れられるほど器用じゃないんだよね。
でも愚痴を聞いてくれる友達もいるし、こんな性格なんで、なんとかなる。と思います。

でも、髭さんがいなくなったとしたら、本当にどうなるかわからない。
麻痺のような、中毒のような、もはやそんな領域なのかもしれない。

あとすこししか、近くにいられない。
遠くに行ったとき、あの人はちゃんと待っていてくれるのだろうか。必要としてくれるのだろうか。
最近はそればっかり考えてます。勉強しろ。