私のすべて

最後の定期演奏会が、終わりました。

私のすべてを注ぎ込んだ部活を、引退するときがきました。
定演の日の朝も、袴を着てからも、定演が始まったときもまだまだ実感がわかなかったけど、自分たちの曲が終わって拍手が聞こえた瞬間に、「ああ終わったんだな」と涙が出ました。
曲の出来は正直あまりよくなかったけど、自分のできる精一杯をやったので、本当に楽しかったです。
まったく悔いが残らない、と言ったら嘘になるかもしれないけれど(笑)、こんなに楽しかった演奏会も初めてでした。
大学の邦楽部に入ってからは本当に楽しいことも辛いこともいっぱいあって、後悔したことも数えきれないくらいあって、どうしても高校のときの邦楽部と比べてしまうこともありました。
高校の方が良かったな、とか、なんで箏を続けなかったんだろう、とか、嫌なこともいっぱい考えました。
でも、最後の定演を終えて、これまでがんばってきて良かったなと心から思うことができて、幸せです。

ああ、やっぱり、終わりたくないな。

でもこれからは教採の勉強や卒論に向けての準備をしないといけないので、部活に注いできたパワーを今度はそっちに向けて、がんばっていこうと思います。
たまには部室に遊びに行こう…と思いつつも行けない気がする。寂しいなぁ。

とりあえず、これで大きな舞台が終わりました。
部活に行かない生活なんて違和感ありまくりだと思うけど、ぼちぼちがんばっていきます。